[2021.02.01] 大志を見守る鳳凰
150年の伝統を受け継ぐ御輿屋~中台製作所。
江戸時代、徳川幕府の直轄地として栄え、製塩業が盛んだった
市川市行徳。また江戸日本橋小網町との船の往来があり、成田山
参詣への道として大いに賑わいました。「行徳千軒寺百軒」と
言われるほど寺や神社が多い行徳には、腕利きの仏師や宮大工の他
に建具職人が集まるようになり、やがてその技術を生かした地場
産業として神輿の製作が始まりました。
行徳で製作された神輿は塩と共に船で江戸に運ばれ、そこから各地へ
送られて行き、行徳は神輿の本場として知られるようになりました。
その伝統技術を継承し続けている中台製作所の彫師の手によって
弊社社長のわがままも聞いていただき鳳凰が造られました。
昨年12月10日大安、早朝に鳳凰と共に皆んなで本塩の豊受神社
へ参拝お参りをして我が会社へとやってきました。
神輿の製作工程の一つ「彫刻」様々な彫刻刀を使い一つの木が躍動感
ある全長1m以上ある鳳凰へと生まれ変わりました。
昨年から感染が続いているコロナウィルスですが、目に見えるもの
でもなくいつどこで感染してしまうかわかりません。
マスクや消毒、換気など引き続き予防対策はしていかなければなり
ません。今のところ社内での感染報告は出ておりません。
これも鳳凰が見守ってくださっているおかげだと信じて、また終息に
向けて気を引き締めて仕事に励みたいと思います。